HSK六級物語 其の六 新生活

翌日さっそく三人で例のマンションへ向かった。ドアは木製の彫り物が施してあり豪華さがあふれ出している。中へ入ると広いリビングルーム。とにかく煌びやかでどこかの高級ホテルのスイートルームと見間違うくらいである。お風呂もガラス張りのやはりスイー…

HSK六級物語 其の五 マンションシェア

ホテルに帰るとあの僕に話しかけてきた綺麗な女性、上田さんというが、その上田さんがまだロビーにいたため料金表を見てもらった。なんとこの上田さん中国語がペラペラで難なくその料金表を読解してくれた。他の言語を操れる人ってこうもかっこいいのか。い…

HSK六級物語 其の四 語学学校

翌日念のため雲南大学へそのイケメンの彼と偵察に行った。緑がたくさんのキャンパスですがすがしい。驚いたことはとにかくキャンパスが広いこと。僕が通っていた島根大学も相当広いイメージだったがここはその比ではない。今調べてみると敷地面積は400万平方…

HSK六級物語 其の三 中国語留学+学費

中国語取得の地として選んだ昆明、しかしそこへ辿り着く道は容易ではない。まず上海に飛び上海南駅より列車で昆明へ向かう。所要時間は約四十三時間、ほぼまる二日という計算。中国の列車は等級が分かれており無座 ともかく昆明駅に到着、ここから徒歩で三十…

HSK六級物語 其の二 中国語と三国志

HSK六級物語 其の二 中国語と三国志さていよいよ本題のどのようにしてHSK六級取得に至ったかを記していくわけだがどこまで遡るべきか。中国語を勉強する動機ということなら大学の時まで遡る。 大学時代、友達から「ドイツ語より楽に単位が取れるよー。」…

オーストラリア放浪記 其の四十二

オーストラリア放浪記 其の四十二突然の予期せぬ出会い。これからこの家族といっしょに暮らすのかと思うと不思議な感じがする。しかし一つ疑問がある。さっきのタイコミュニティーの会になぜ参加してなかったのか?時間的な都合なのか、はたまた他に理由があ…

新HSK六級物語 其の一 HSKとは?

其の一 HSKとは?さて題名である新HSK六級、中国語に携わっていない方にとっては聞きなれない言葉だと思う。ここで説明させてもらうと、HSKとは漢語水平考試の中国語読みであるHànyǔ Shuǐpíng Kǎoshìの頭文字をとったもの。漢語水平考試とは中国政府公認…

中国漢語水平試験 新HSK六級に合格!!

中国漢語水平試験HSK六級に合格!!まじか!!!と言っても180点の合格基準にギリギリ達しただけなんでまだまだ前進あるのみ!とりあえずやったー!とfacebookにはここまで書きまして、ここからブログ用にくわしく。試験準備期間は大体1週間ほど。過去問や問題集な…

オーストラリア放浪記 其の四十一

オーストラリア放浪記 其の四十一フライドチキン、焼肉、そしてさすがタイコミュニティーだけあってソムタム(タイで有名な青パパイヤサラダ)、トムヤムクンなど豪華絢爛な食事を朝から頂いた。毎回言ってしまうが、わずか昨日まで乞食だったのが嘘のような…

オーストラリア放浪記 其の四十 朝八時メルボルン到着。今メルボルンについて調べてみると、推定人口数はオーストラリア国内でシドニーに次ぐ第二位、2002年2004年に「世界で最も暮らしやすい都市」世界第一位に輝いている都市でもあるらしい。当時はそんな…

オーストラリア放浪記 其の三十九

オーストラリア放浪記 其の三十九 正直、渡豪以来初のまともなレストランで食事という今の僕の状況からは夢のような現実に思考回路が追いつかず実は何もまったく覚えていない。店を出てから、さてこれからまた乞食生活かと考えているとネーンがメルボルンに…

オーストラリア放浪記 其の三十八

「おーい、ネーン!」と叫ぶと彼女がなんと振り向いた。ところでネーンというのが彼女の名前。訝しげに振り向くとそこには見覚えのある顔が。たしかにダンヒルで働いていたネーンだ。僕の顔を見てもいまいちピンときてないようだ。それもそうか、ネーンは以前…

本日、空港にて

The training of The Glenlivet Master Distiller's Reserve

The training of The Glenlivet Master Distiller's Reserve and Chivas Regal Extra.ザ・グレンリベット マスターディスティラーリザーブ&シーバスリーガルエキストラトレーニング。ザ・グレンリベットとマッカラン、シーバスエキストラとジョニーウォーカ…

オーストラリア放浪記其の三十七

先月に続いて今月もオーストラリア放浪記の更新。これからは最低でも月一で更新していきたいですね。オーストラリア放浪記其の三十七さて予想どうり待てども待てどもいっこうに電話が掛かってこない。ビジネスシーンに再び返り咲くというあのモチベーション…

オーストラリア放浪記其の三十六

かなり久しぶりにオーストラリア放浪記、いやブログ自体を更新します。オーストラリア放浪記其の三十六あるときふと思い出した。ヤンセンとダーリングハーバーへ仕事を探しに行っていたときジョージストリート沿いにDFSギャラリアなる市内大型免税店を見かけ…

バレーボールブラジル女子代表 ジャケリネ・カルバリョ選手と!

with Brazil women's national volleyball team Jaqueline Carvalho!I was so excited!

仕事

ここのところ全く更新してませんでした。今回はまだオーストラリア放浪記のほう書きためてないもので今現在の仕事中の写真でも適当にアップしておきます。オーストラリア放浪記のほうはまた改めて更新します。もう何年も経過してしまって細かい部分は忘れつ…

オーストラリア放浪記 其の三十五

オーストラリア放浪記 其の三十五ある日の深夜、なぜだか知らないが目がさえて眠れなかったので付近を散歩することにした。いまさらながらだが、僕が寝起きしていた公園はベルモア公園(belmore park).その日は少し歩いてエリザベス通りから少し入ったハント…

オーストラリア放浪記 其の三十四

オーストラリア放浪記 其の三十四 「なにやってんだ、てめー!」と 日本語で怒鳴ってしまった。街灯がそいつの後ろにあるためいわゆる逆光で、その上フードみたいなのを被っているためそいつの顔ははっきりとは見えない。ただその佇まいから結構な年配だと推…

近況 ドラマ

ここ数ヶ月バタバタしておりました。通訳の仕事の他、休みの日にタイドラマの俳優の仕事を入れていました。もともと日本にいたころにもそっち系の仕事にも興味がありましたがやらずじまいで。このままやらずにいるというのもなんかこう、心にもやもやがある…

オーストラリア放浪記 其の三十三

オーストラリア放浪記 其の三十三 絶望に打ちひしがれ宿に帰った。その後数日間ベッドから出られず死んだ様に眠った。 こうしてみると僕にはどうも何か困難に当たったら寝込む傾向にあるようだ、ま、どうでもいいことだが。 徐々に正気を取り戻し、改めてポ…

最近

最近やや忙しくブログ更新できておりません。今月中にはオーストラリア放浪記其の33更新したいと思いますのでよろしくお願いします。

オーストラリア放浪記 其の三十二

オーストラリア放浪記 其の三十二 ああ、あと少しで平田の実家で寝っころがってテレビをへいーわに見ることができるのだ。その日の宿や飯におびえて暮らさなくてもいいんだ。がぜんギャンブルにも熱が入る。が、ここで予期せぬ方向に事態が動き始める。張れ…

オーストラリア放浪記 其の三十一

カジノの名前はスターシティ(Star City)。入り口の中央階段では何かのイベントをしているらしく炎がボォボォすごい勢いで吹き出ている。 これを見ただけで胸いっぱいになったがここで帰るわけにもいかない。恐る恐る階段を上がりカジノ内部へ入るとそこは煌…

オーストラリア放浪記 其の三十

最終的に一週間たっても仕事を見つけられなかった。一体何がいけないのか皆目検討がつかない。僕も焦っていたがそれ以上にヤンセンのうろたえ方がハンパない。オランダではトップクラスの大学で法律を習っているエリートらしいがここではマクドナルドのバイ…

オーストラリア放浪記 其の二十九

オーストラリア放浪記 其の二十九 シドニーの駅についた。 あたりを宿を求めてブラブラしているとYHAがあった。YHAとはYouth Hostels Association(ユースホステル協会)の略で世界各地にある宿泊施設である。のぞいてみるとピカピカできれい。こんなところ…

オーストラリア放浪記 其の二十八

オーストラリア放浪記 其の二十八 修理工場のおやじが「オーマイガー!」と叫んだ。予想通り車の状態が思わしくないようだ。修理に数日かかるということで僕らは町の外れのキャラバンパーク(オーストラリア郊外のいたるところにあるキャンプ場)で泊まるこ…

オーストラリア放浪記 其の二十七

オーストラリア放浪記 其の二十七 運転席前部にあるモニターに赤いランプが点滅している。異常があることは明白だがそれが何なのか、、。メカ音痴がここにきて大問題。教習所で習った事を思い出そうにも10年以上前のことであるからなかなか引き出しが開いて…

オーストラリア放浪記 其の二十六

オーストラリア放浪記 其の二十六 翌日フェリックスの友人ケビンが台湾から到着した。 そいつは英語がまったくしゃべれないので僕は中国語でコミュニケーションをはかることにした。それにしても「マイネームイズ」もわからんとはどういうことなのか?日本人…